オホーツク海の流氷を見に行こう!
オホーツク海の流氷を見るには?
日本で唯一流氷がくるオホーツク海は、その神秘的な美しさから多くの人々を魅了します。一面に広がる真っ白な流氷は、まさに大自然が生み出した芸術作品と言えるでしょう。
流氷観光船
一般的に1月下旬から3月上旬が見頃で、流氷の状況により毎年営業日が変わります。
代表的な流氷観光船は二つ
- 網走・流氷観光砕氷船おーろら
- 紋別・流氷観光船ガリンコ号
おーろら号とガリンコ号の大きな違いは、氷を砕く仕組みです。おーろら号は船の重みで氷を砕きながら進むのに対し、ガリンコ号は船体の最前部に2つのドリルが搭載されており、ドリルを回転させながら氷を砕いて進む仕組みとなっています。
注意点
- その日の流氷や天候の状況によっては欠航もあり、期間中の就航率は90%前後、流氷を見られる確率(流氷体験率)は8割前後になります。
- 防寒着は必須です。防水性の高い靴や手袋も用意しておきましょう。
- 流氷観光は大人気なので、事前の予約をおすすめします。
流氷観光砕氷船おーろら
オホーツク海の風向予報をチェックすべし
かなり前から早朝の第1便の予約をしていたのですが、当日朝に流氷がないとの事で、海上遊覧運行がアナウンスされてしまいました。
ただ天気予報の風向を見ると、流氷が流れ着く可能性が高いのでは?と考え、駄目もとでターミナルに出向き、チケットの予約変更をお願いしたところ、夕方の便に振り替えてもらう事ができました。
この判断が大当たり!
流氷観光砕氷船おーろら
夕方の便へ予約変更したのが功を奏し、流氷が岸へと近寄ってきました。
さぁ~
砕氷船に乗り込み、流氷に向けて出航です!
氷を割りながら進む体験は、まさにアドベンチャー!
ただ想像以上に寒かったので、防寒対策は万全にしていくことをおすすめします。
キラキラと輝く氷の結晶、透き通るような青い海。
夕方の便という事もあって、沈む夕日と流氷のコントラストが、言葉では言い表せない美しさでした。
フェリーターミナル・道の駅「流氷街道網走」
フェリーターミナルは、道の駅「流氷街道網走」と隣接しています。
お土産屋さんや、フードコートの「キネマ館」もありました。
キネマ館名物の青と白のルーで流氷を表現した「オホーツク流氷カリー」を頂きました。
まとめ
オホーツク海の流氷は、一生に一度は見てみたい絶景です。厳冬期の北海道ですが、その寒さを忘れさせてくれるほどの感動的な体験が待っています。
防寒対策をしっかりして、忘れられない思い出を作りに行ってみてください。